「パソコン教室の先生、投資を勉強してみた」第1回:NISA・iDeCoと商品(オルカン・S&P500)は何が違う?

AIを相棒に、将来を見据えた長期の運用計画を立てています。
順調…と思っていたら、ひとつ大きな穴がありました。
株のことは、正直まったくの素人だったのです。
そこで今回は、株のプロフェッショナルに一から教えてもらうことにしました。
ogitaとseitoの二人でしばらくNISA、iDeCo、株について勉強していくことにします。

全8回シリーズの第1回は、
投資を始める前にまず知っておきたい
NISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)の特徴から、
できるだけやさしい言葉で見ていきます。

はじめまして、
株のプロフェッショナル、x です。

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超初心者向けに、
超わかりやすく
お伝えします。

何でも質問してください。

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わかりやすく、簡単にを重視し、説明していくため、
用語に対しての正確な部分は後からフォローを入れていきたいと思います。

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seito
seito

x先生、NISAとiDeCoって
結局どっちも投資信託の名前?
なんですか?

そう思われがちですが、
実はNISAもiDeCoも
投資信託のような商品ではないんです。

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seito
seito

そこらへんがいつもあいまいなんですよね。

簡単に言うと、
NISAやiDeCoは国が用意している、
株や投資信託を始めるためのお得なキャンペーン
(制度)
の名前なんです。

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seito
seito

有名なオルカンやS&Pとは違うってことですか?

はい、オルカンやS&P500は投資信託、
つまり商品になります。

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ogita
ogita

オルカンやS&P500は商品、
NISAやiDeCoは
投資を始めるためのお得な制度、キャンペーンってことですね。

そもそも「投資」は何のためにするのか

NISAやiDeCoの話に入る前に、
「投資」がそもそも何のためにあるのかを確認しておきましょう。
銀行にお金を預けておくだけでは、
今の日本ではほとんど増えません。
一方で、企業にお金を出して「一緒に成長してもらう」のが投資です。
企業が成長すれば、
その分け前として利益(リターン)を受け取れる仕組みです。

もちろん、企業の業績が悪くなればお金が減ることもあります。
だからこそ、「どこに投資するか(商品)」と
「どんなルールで投資するか(制度)」
を分けて理解しておくことが、
損を減らす第一歩になります。

seito
seito

銀行に預けるだけじゃ
増えないというのは、
実感としてわかります。

そうなんです。
だからこそ
「お得なキャンペーン」である
NISA、iDeCoの制度
を、上手に使うことが
資産形成を作るで大切になってきます。

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NISAは「投資の利益が無税になる制度」

NISA(少額投資非課税制度)は、
本来かかるはずの税金を免除してくれる、
いわば「お得なキャンペーン」です。
普通に株式や投資信託を買うと、利益に対して約20%の税金がかかりますが、
NISAの枠の中で買えば、その税金が一切かかりません。
たとえば100万円の利益が出た場合、
通常なら税金が引かれて受け取れるのは80万円ほどですが、
NISAの枠の中であれば100万円をそのまま受け取れます。

NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠があり、
合わせて年間360万円、
生涯で1,800万円まで非課税
で投資できます。
一度使った非課税の枠は、
売却すれば翌年また使えるようになる点も特徴です。
比較的自由に売却できるため、結婚・住宅購入・老後資金など、
目的を限定せずに資産を育てたい人に向いています。

iDeCoは「老後資金を増やすための制度」

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、
老後の生活資金を自分で準備する人を後押しするための「制度(キャンペーン)です。
NISAと同じく運用の利益が無税になるだけでなく、
毎月の積立額がそのまま所得から差し引かれ、
所得税や住民税も軽くなります。
たとえば毎月2万円を積み立てると、
年間24万円が所得から差し引かれます。
税率が20%の人なら、
年間で約4.8万円分の税金が軽くなる計算です。

さらに、60歳以降に受け取るときにも税金の優遇があります。
ただし原則60歳まで引き出せないため、
「今すぐ使うお金」ではなく
「将来のための資金」として考える必要があります。
会社員・自営業・専業主婦(夫)など立場によって、
毎月積み立てられる上限額が異なる点も覚えておきましょう。

NISAとiDeCo、結局どっちを使えばいいのか

結論から言うと、両方使えるなら両方使うのが理想です。
ただ、優先順位をつけるなら「いつでも引き出せるNISA」を先に、
「老後専用のiDeCo」を後にするのが一般的な考え方です。
急な出費に備えたお金を確保したうえで、
無理のない範囲でiDeCoの積立を増やしていく、
という順番が安心です。

ogita
ogita

どっちか1つじゃなくて、
役割で分けて使うん
ですね。

オルカン・S&P500・NASDAQ100・FANG+は投資信託の仲間

一方、オルカン(オール・カントリー)、
S&P500、NASDAQ100、FANG+といった名前は、
投資信託という「商品」の種類です。
それぞれ、どの国・どの企業に投資するかという中身(運用方針)が違います。
オルカンは世界中の株式にまとめて投資し、
S&P500はアメリカの主要企業500社、
NASDAQ100はアメリカのハイテク企業100社、
FANG+はApple・Amazon・Google・Meta・Netflixなどの有名企業を中心に投資する商品です。

投資信託は、よく「福袋」にたとえられます。
1つの福袋(投資信託)の中に、
何百社という企業の株式が少しずつ詰め合わせになっているイメー
ジです。
1つの会社の株式を直接買うのに比べて、
何百社にもまとめて分散して投資できるため、
どこか1社の業績が落ちても影響が限定的になり、
リスクを抑えながら安心して取り組みやすい、
比較的安定した商品といえます。

つまり「NISAでオルカンを買う」
「iDeCoでS&P500を選ぶ」
というように、
ルールに沿って商品を組み合わせて使うのが正しい使い方です。

なぜ「制度→商品」の順で考えないと判断を誤るのか

順番を逆にすると、「オルカンが人気だから」
という理由だけで商品を決めてしまい、
自分に合った制度(NISAかiDeCoか)を選べないまま始めてしまうことがあります。
また、NISAそのものを売買できる商品だと誤解したり、
口座を変えただけで投資先まで自動的に変わったと思い込んでしまうケースもあります。
「NISAをやめてiDeCoにしたら、
前に買ったオルカンも一緒に引っ越せる」
と思い込んでしまうのも、
よくある誤解のひとつです。

まず「自分はどの制度を使うべきか」を決め、
そのあとで「制度のルールの中でどの商品を選ぶか」を考える。
この順番を守ることが、
投資を始める前の最初の一歩です。

ogita
ogita

NISAやiDeCoの
制度を使えば、
出た利益が無税になるから、
お得ですね。

seito
seito

NISAやiDeCoで
老後資金を増やしたいので、
ここをもっと知りたいです。

次回は、この「制度」を
もう少し掘り下げて
NISAの仕組みを見ていきます。

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NISA・iDeCoは「制度」、オルカン・S&P500は「商品」。
この2つを分けて考えられるようになるだけで、
投資の情報がぐっと整理しやすくなります。
次回は、NISAという制度の仕組みをもう少し詳しく見ていきます。

第1回まとめ

  • NISAやiDeCoは「制度」、オルカンやS&P500は「商品」で、まったく別物
  • 投資は企業にお金を出して一緒に成長してもらう仕組みで、銀行預金とは増え方が違う
  • NISAは投資の利益が無税になる制度で、年間360万円・生涯1,800万円まで非課税
  • iDeCoは老後資金専用の制度で、運用益が無税になるうえ掛金が所得控除の対象になる
  • 「制度→商品」の順で考えないと、商品選びだけで判断を誤りやすい

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