授業中、産休から復帰された生徒さんから、こんな声がありました。
「以前はMOS 2019で勉強していたけれど、いま再開するなら、続きからやるべき? それとも、新しく出た365の方でやり直したほうがいいですか?」
実は、試験のバージョンが切り替わるタイミングでは、こうした「どちらを選ぶべきか?」というご相談をよくいただきます。
まるちゃん(仮名)とのやりとりを通じて、その疑問にお答えしていきます。
先生…MOSの勉強、産休前にやってたんですけど…今また再開しようと思ってて…。
でも、2019の続きをやるべきか、365でやり直すべきか迷ってます…。


まるちゃん、がんばってたもんね。
実は今、新しく【MOS 365】の試験が出てきて、
内容も少し変わってるんだよ。
えっ、新しい試験?何が違うんですか?


365はクラウド機能や実務寄りの内容が増えていて、
より“今のオフィス現場に近いスキル”が問われるんだ。
出題方法も少し変わってるよ。
うーん…
でもせっかく2019で勉強した分がムダになっちゃう?


基礎操作は共通だから大丈夫。
再就職を目指すなら、
これからのスキルをアピールできる365を選ぶのがおすすめだよ。
もちろんサポートするから安心して。
🟩 【MOS 365と365&2019の違いって?】
2024年から徐々に主流となっているのが、MOS 365(Microsoft Office Specialist 365)です。
これまでの「365&2019」バージョンと比べて、出題形式や操作の流れが実務により近づいているのが特徴です。
比較項目 | MOS 365&2019 | MOS 365(最新版) |
---|---|---|
試験の形式 | 単発の操作問題 | シナリオ形式で複数操作を連続処理 |
出題の流れ | 1問ずつリセット | 1つの文書に対して連続操作を行う |
評価の視点 | 正確な操作 | 正確さ+実務的な流れ・判断力 |
難易度の印象 | 安定して取り組みやすい | やや応用力が求められるが、実務に近い |
🟨 【これまでの学習はムダ?答えはNO】
安心してください。
WordやExcelの基本操作は、365でも365&2019でも共通しています。
- セルの結合・書式設定・関数の使い方
- 見出しスタイルや段落設定
- 表の挿入やページ設定
これらはそのまま活かせるスキルです。
MOS 365では、それらを「実際の仕事の流れの中でどう使うか?」という応用力を問われます。
🟦 【MOS 365を選ぶメリット】
- 最新のOfficeに対応したスキルを証明できる
- 就職・再就職で「今の業務に強い」印象を与えられる
- シナリオ形式なので、より実務に近いトレーニングになる
特に、再就職・派遣登録・転職面接では「MOS 365を持っている」と伝えることで、“今のOfficeに強い人”として評価されやすくなります。
🟥 【デメリットはある?】
- 試験形式がやや複雑なので、模擬試験の演習がとても重要
- 教材がまだ少ないため、教室でのサポートが安心材料になる
🧭 【教室で切り替える際のサポート体制】
キュリオステーション荻窪店、永福町店では、MOS 365試験にも対応した新しい模擬試験・演習課題をご用意しています。
- 今までの学習を活かしつつ、365向けの追加トレーニングでフォロー
- 1回1回の理解度を確認しながら、合格まで個別にサポート
- 試験前には模擬試験で合格点が取れるまで何度でも練習
おわりに
まるちゃん(仮名)は、再就職に向けて「これからのオフィススキルを学ぼう」とMOS 365を目指すことに決めました。
新しい試験に少し不安もありましたが、「今の職場で求められている内容だからこそ、学びがいがある」と、前向きな気持ちでスタートしています。
実は、MOS 365は2019よりも出題範囲が広く、学習に少し時間がかかる分、履歴書に書いたときに「資格取得にしっかり取り組んだ」という印象を与えることもできます。
単なる資格ではなく、職場ですぐ活かせる“実務スキル”としての評価も高まっています。
再就職に向けてスキルアップをお考えの方も、ぜひこの機会に挑戦してみませんか?
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MOS資格コースの詳細はこち https://curio13.com/mos.html