〜2025年末〜正月、最新パーツ事情を知るために〜
はじめに
2025年の年末からお正月にかけて、
2年ぶりにデスクトップパソコンを自作しました。
目的はズバリこれ👇
- 最新のパソコン事情を把握しておきたい
- デスクトップPCの各パーツを、もう一度ちゃんと勉強したい
- 勉強なので、なるべく安く
- でも自宅で自分用としても使うので「使えないパソコン」にはしたくない
- 自宅用として、
Illustrator と軽い動画編集が普通にできるレベルは欲しい
パソコン修理を業務としてやっている立場として、
Windows 11環境で
安くて、安定して、長く使えるパソコンを作れるか?
これをテーマに、今回チャレンジしてみました。
先生、パソコン自作するって聞きましたけど、
今ってもう完成品買った方がよくないですか?
それはそうだね(笑)
でも今回は「仕事で使うため」というより「知るため」なんだよね
知るため?
そう。
修理の仕事してると、
・なぜこの構成なのか
・なぜここが壊れやすいのか
の最新情報をちゃんと理解してないと説明できないからね
なるほど…勉強用の自作なんですね
メインの目的はそうだね。
でもそのパソコンでイラレとか軽い動画編集などもしたいから、
そこまでスペックも妥協したくないのは正直なところ笑
自作だから価格は6万円前後で、という少し無茶な条件で
どこまでできるかをやってみたよ。
CPU選びが一番の悩みどころ
今回いちばん悩んだのが、CPU選定です。
処理スピードはイラレや軽い動画編集を考えるとパスマークでいうと15000以上は欲しいところ。
最新のCPUだと4万から5万以上して予算オーバーなので、パスマーク15000に近いCPUを目安に探しました。
次の分かれ道は、
超定番のIntelのCOREシリーズか?最近人気のあるAMDのRYZENか?という避けて通れない問題です。
候補① Intel Core i5-11500(11世代)
- 価格:約35,000円(2025年12月現在)
- パスマーク:約18,000前後
- 内蔵グラフィックあり
今の最新のCUPより5年くらいまえの商品になるけど、性能的には安心感があるし、
まだまだ実用的なCPU。
候補② AMD Ryzen 5 5500GT(今回はこちら)
- 価格:20,163円(2025年12月現在)
- パスマーク:約18,000前後
- 内蔵グラフィックあり
性能はi5とほぼ同じなのに、
価格差が15,000円以上。
これはもう、勉強用としては5500GT一択かなって
そんなに値段違うんですね…
うん。
しかも今回はグラフィックボードはCPUに内臓されているものにしたい。
イラレと軽い動画編集なら、内蔵GPUで十分いけるから。
👉 結論:Ryzen 5 5500GTを採用
マザーボード選定|Wi-Fiは必須

CPUが決まったら、次はそのCPUに合うマザーボードの選定です。
条件はこれ👇
- Ryzen 5000系対応
- M.2 SSDが使える
- Wi-Fi搭載(有線LANが届かない場所用)
探した価格帯は 1万円前後です。
以前はデスクトップパソコンにWifiはなくあとからWIFI子機をとりつけていたりしましたが、
最近はデスクトップでもWi-Fi内臓が増えてきてありがたいですね。
電源はケチらない|修理屋の経験談
ここは完全に職業病ポイントです。
電源の条件

- ATX電源:デスクトップパソコンの定番の電源ユニット
- 750W
- 80PLUS GOLD
750Wって多くないですか?
正直、ゲーム用に使うつもりはないので今の構成だけなら650Wでも足りるね
じゃあ650でよくないですか?
パソコン修理をやってて一番多いトラブル、
それは
「電源が入らない」なんだよね
パソコンを長くつかっていくと
電源ユニットも弱っていき、そのとき安い電源ユニットをつかっていると
電源がつかなくなることが
多発するようになるんだよ。
- ブロンズ電源 → 故障率が高い
- 高負荷時に不安定
価格差は約5,000円。
ここは安心代として払うところですね。
👉 数千円はケチらない
これ、長く使うPCでは超重要なポイントです。
メモリ・SSD・ケース
メモリ

- DDR4(PC4)
- 8G(約7000円)、16GB(約14,000円)、32GB(約30,000円) ※2025年12月時点
イラレ+動画編集を考えると、
32GBは欲しいところだけど、2025年後半のメモリの高騰(1年前の約2~3倍)をうけて32GBは完全に予算オーバーでした。
※今回は教室にある32GBのメモリを装着しています。
SSD

- M.2 NVMe
- 256GB
- 約7,000円
今回はOS+検証用なので容量控えめ。
ケース|見た目も大事
MSI MAG FORGE 130A

- 価格:約5,700円
- 強化ガラスサイドパネル
MSIは台湾のパソコンメーカーです。
最近はゲーミングパソコンで有名なメーカーですね。
5,000円台の格安ケースだと
アクリル板を採用しているメーカーが多い中、
こちらの商品は強化ガラスなのが決め手でした。
上位のモデルだと両面強化ガラスのモデルもありましたが、
価格が1万円以上もはね上がってしまうので、迷わずこちらのモデルを選択。
シンプルでかっこいいです。
まとめ|正直、ちょっと高くなった
2025年後半、生成AI需要の高まりで
メモリとSSDの価格が急にどかっと上がってしまいました。
1年前なら5万円台(メモリは32G)で組めた構成が、
今回は約8万円台(メモリ32G)になってしまいました。
メモリを8Gに下げればなんとか5万円台でもいけそうです。
これは価格が下がるのを待つしかないですね。
それでも、
- Windows 11対応
- 内蔵GPUでイラレOK
- 軽い動画編集も可能
- 安定重視の構成
という点では、
「修理屋が自宅用に作るPC」としては納得。
👉 次回は【組み立て編】
「久々に組んでハマったポイント」「最近のパーツ事情」を
まとめます。
こちらもご確認ください
👉【自作PC2026 第1章 購入編はこちら】
👉【自作PC2026 第2章 組み立て編はこちら】
👉【自作PC2026 第3章 BIOS設定&ドライバー導入編はこちら】
👉【自作PC2026番外編(マザーボードのパーツ解説、故障時の対応編)はこちら】

