ご両親からの相談の 経緯
授業の少し前、まるちゃん(仮名)から電話がありました。
「先生、ちょっと授業の前に相談したいことがあって…」と、
わざわざ伝えてきたので、何かあったのかなと少し気になりながら教室で待っていました。
やって来たまるちゃんは、どこか不安そうな表情でこう切り出しました。
「実は…うちの子のことで相談があって。学校には行けてないんですけど、
PCゲームやYouTube編集は大好きで…。このままじゃ将来が心配で…」
そんな相談をきっかけに、今回は【不登校のお子さんでもチャレンジできるパソコン資格】について、教室でも案内している内容をまとめました。
サーティファイ、MOS、タイピング検定など、小4~中3の子どもたちに向いている検定を比較してご紹介します。
先生、うちの子、PCゲームとかYouTube編集とか大好きなんですけど…
学校には行けなくて…。
なんとか将来に役立つことにつなげられないかなって思ってて…。
それは素晴らしいきっかけですよ。
パソコンに慣れているなら、少しずつ資格取得にもチャレンジできます。
「得意なこと」を形にすることで、自信にもなりますからね。
資格って、例えばどういうのがあるんですか?
MOSとかサーティファイとか聞いたことあるんですけど、うちの子に合うのはどれなんだろうって…。
小学生〜中学生の不登校のお子さんが対象なら、実は向き不向きがあります。
比較して、しっかりご説明しますね。
「パソコン好き」から「自信の源」へ変えていくために 資格取得のメリット
不登校のお子さんには、
・昼夜逆転してしまう
・学校の勉強に遅れを感じている
・自信がなくなっている
という悩みが多く見られます。
でもその一方で、ゲームや動画編集など、
「好きなこと」には驚くほど集中力を発揮することがあります。
私はまず、まるちゃんにこう伝えました。
「パソコンが得意というのは、素晴らしい強みです。
その“得意”を資格という形にしてあげましょう。」
資格を取得できれば、「好き」が「得意」になり、「得意」が「自信」に変わります。
CURIOSTATION荻窪店での例 学習の流れ
ここからは、まるちゃんのお子さんが実際に歩んだ“学習の過程”をもとにまとめています。
【STEP1】パソコン基礎を整える(1〜2ヶ月)
パソコンを使い慣れているように見えても、実は…
- 指の置き方が自己流
- 毎回キーボードを見ながら入力
- ファイル保存の“場所”がよく分かっていない
- コピー&ペーストがあいまい
というケースは非常に多いです。

◆ まずは「できる」を増やす
教室では、
・ブラインドタッチ
・ファイル管理
・フォルダ操作
・文字のコピー&ペースト
など、パソコンを使う上で最も基礎的な内容をしっかりと身につける授業をおこなっています。
ブラインドタッチはしっかり身につくまで2-3ヶ月はかかるので、
楽しく続けられるような授業をおこなっています。
毎回、正しくタイピングできた数をスコアとして見えるようなゲーム性を取り入れた練習をしています。
「前回より20文字増えた!」
「ミスが減った!」
こうした小さな達成が、お子さんの自信を確実に積み上げていきます。
【STEP2】タイピング検定への挑戦(2〜3ヶ月目)
基礎が整ったら次は、
情報処理技能検定(文字入力スピード)
に挑戦します。
◆ この資格が子どもに向いている理由
- 点数が伸びるのが分かりやすい
- 合格基準が明確で取り組みやすい
- 小学生でも取得できる
- 全国の学校でも使われる信頼ある検定
特に不登校のお子さんにとって、「点数が上がる」「級が上がる」という経験が、失われていた自信を回復するきっかけになります。
◆ 合格までの練習
教室では、毎週のレッスンで
「模擬試験 → 修正点の練習 → もう一度模擬」
のサイクルを繰り返します。
教室の練習だけでも大丈夫ですが、自宅でも数分練習すれば、さらに習得スピードは向上します。
まるちゃんのお子さんも、最初はミスが多かった入力が毎週みるみる改善し、
本番試験の1週間前は毎日自宅でも練習、ついに本番で合格!
目標としていた級よりも高い級に合格できました。
合格証を手にした時の嬉しそうな表情は、今でも忘れられません。
【STEP3】Word・Excelへステップアップ(3〜6ヶ月目)
タイピング検定に合格すると、多くのお子さんの意欲が一段階アップします。
ここで挑戦するのが、
サーティファイ Word/Excel。
◆ サーティファイが中学生に最適な理由
- 問題が実際の仕事に近い
- 1つの操作ずつ丁寧に学べる
- 中学生でも取りやすい難易度
- 合格すると“実務能力証明”になる
「学校のレポート作成がラクになった」
という声も多く、実生活でも役立つ資格です。
さらに上を目指す場合はMOS(中2〜) MOS試験について
MOS(Microsoft Office Specialist)は、世界的な資格で評価も高く、
高校生〜大人が受けるレベルの本格的な試験です。
中2・中3で取得できれば
高校入試の提出書類に書ける
総合型選抜(旧AO)で評価される
などのメリットがあります。
もちろん、基礎ができていれば中学生でもMOS試験に合格できます。
各試験の合格後に得られるメリット 3選
単に「資格が取れた」と終わりではありません。
資格取得には、お子さんにとって大きな変化があります。
① 自信がつき、行動が前向きになる
不登校のお子さんにとって、「合格」は大きな成功体験。
✓ 朝起きられるようになった
✓ パソコン以外の勉強にも手が伸びるようになった
✓ 自分の将来に興味を持ち始めた
こうした変化は珍しくありません。
② 進学で評価される
情報処理検定・サーティファイ・MOSは、
多くの学校で 入学願書の資格欄に記載可能 です。
特に
- 総合型選抜(旧AO)
- 自己推薦
- 面接
では、
「不登校でも努力し、資格を取った」という事実が強い説得力になります。
③ 将来の仕事の基礎になる
どんな職業でも必須となるのが、
タイピング・Word・Excelの基礎スキル。
資格として証明できれば、アルバイトや社会人になってからも強みになります。
終わりに お子さんの可能性は必ず広がる
まるちゃんのお子さんは、タイピング検定合格後、
「次はExcelもやりたい!」
と自分から言い出すほど前向きになりました。
不登校であっても、
“好き”や“得意”の中には必ずその子の才能があります。
特にパソコンは、
好き → 技術 → 資格 → 自信 → 将来の強み
へとつながりやすい、非常に相性の良い分野です。
◆ 教室では、
学習 → 教室で受験 → 合格 → 進学サポート
までトータルで支援しています。
お子さんが初めて合格証を受け取る瞬間、
その表情が晴れやかになり、自信を取り戻していく姿を何度も見てきました。
不登校でも、遅すぎるということはありません。
その子のペースで、本当に必要な力を身につけていけます。
まずはお気軽にご相談ください。
キュリオステーション荻窪店・永福町店は、お子さんのチャレンジを全力で応援します。

