スイッチボットとアレクサを連携させて、家電を音声操作で使えるようにしたい——そんな便利な暮らしにあこがれて設定を始めたものの、「アレクサに話しかけても『見つかりませんでした』と言われる…」という声をよく聞きます。
せっかく機器を揃えても、連携がうまくいかないとガッカリしますよね。
でも安心してください。アレクサに“見つからない”と言われるのには、ちゃんとした理由があるんです。
今回は、実際にあった教室でのやりとりをもとに、アレクサとスイッチボットをスムーズに連携させるコツを紹介します。
「ふー、もうアレクサ嫌い…。スイッチボットでちゃんと設定したのに、『見つかりませんでした』って言われるんですけど!」


「お、またアレクサに怒ってるね。どのフレーズでそう言われたの?」
「『アレクサ、シーリングライトつけて』って言ったら『複数あります。どちらですか?』とか言ってくるんですよ…!」


「あ〜それはね、アレクサが“シーリングライト”って名前のものを2つ以上認識しちゃってるからなんだよ。」

「たとえば、スイッチボット側に“シーリングライト”って名前をつけてて、さらにアレクサの中でも同じ名前のデバイスやシーンが他にもあると、どっちのことか分からなくなっちゃうの。」
「ええ〜!こっちはひとつのつもりなのに、アレクサの中では“2個ある”って判断されてるってことですか?」


「そうそう。だから名前のつけ方に工夫が必要で、たとえばスイッチボットでは“照明”、アレクサの呼びかけでは“ライト”って呼ぶように名前をずらすと認識しやすくなるよ。」
スイッチボットとアレクサ連携で「見つかりませんでした」を防ぐ3ステップ
🔸ステップ1:アレクサで話す“言い方”を先に決めよう
まずは、自分が日常的にアレクサにどう話しかけるかを考えておきます。
例:
- 「アレクサ、シーリングライトつけて」
- 「アレクサ、キッチンのライト消して」
- 「アレクサ、寝室のエアコンつけて」
🔍 ここで使う言葉が、あとで“デバイス名と被るかどうか”の判断基準になります!
🔸ステップ2:スイッチボット側のデバイス名を“あえてずらす”
アレクサが混乱しないように、スイッチボットで設定するデバイス名は、呼びかける言葉と少し変えるのがコツ。
アレクサに言うフレーズ | スイッチボット側の名前(例) |
---|---|
シーリングライト | ルームライト、天井灯、居間照明 など |
キッチンのライト | 台所照明、キッチンランプ など |
寝室のエアコン | ベッドルームAC、寝室クーラー など |
💡**「アレクサで言う言葉」と「スイッチボット側の名前」を完全に同じにしない**ことで、認識ミスを防げます!
🔸ステップ3:アレクサアプリでデバイス名・重複をチェック
アレクサアプリの「デバイス」タブには、過去に追加されたデバイスが残っていることがあります。
とくに「照明」「ライト」「AC」など似たような名前が複数あると、アレクサは迷ってしまいます。
🧹チェックポイント:
- 使っていないデバイス名があれば削除 or 無効化
- 名前が似すぎてる機器(例:照明1、照明2など)があればリネーム
- 定型アクションの名前も、日常の呼びかけと被らないように
おわりに
アレクサが「見つかりません」と言うのは、名前のつけ方や連携の手順にちょっとした工夫が足りないだけのことがほとんどです。
ほんの少し調整するだけで、ストレスなく音声操作ができるようになりますよ。
「設定がうまくいかない」「何が原因か分からない」そんなときは、お一人で悩まずにぜひご相談ください。
教室では、スイッチボットとアレクサの連携設定を丁寧にサポートしています。
👉【スイッチボット設定のサポートページはこちら】
https://curio13.com/repair/switchbot/
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